機器のセッティングで気を付ける点はありますか?

さて、AVアンプ、スピーカー、サブウーハーはお手元に届きましたか?となれば、いよいよセッティングですね。これまでにもAVアンプは設置スペースやケーブルに余裕を持たせ、メンテナンス性を保つこと。テレビの反対側が本棚なら、ブックシェルフ型のスピーカーを使うのも有効だといったことをお話してきましたが、今回は更に一歩踏み込み、機器購入後の本格的なセッティングを進めていきます。

まず大抵の方が最初に設置するのは、AVアンプですね。AVアンプについては前述した通りですので割愛します。次に設置するのが、スピーカーでしょうか。サテライト型スピーカーならば何分小ぶりですので、フロント(L/R)とセンターは問題ありません。しかし、ここでも曲者となるのがリア(L/R)です。スピーカー設置用のブラケットは、天井、もしくは壁面にネジ穴を開けなければいけません。家が持家ならともかく、マンションやアパートといった賃貸物件となると、それも難しい筈。

幸いサテライト型スピーカーは軽量です。カーテンレールに紐で括りつけたり、何かネジ穴を開けても問題無い家具があれば、そちらを利用してみては如何でしょうか。スピーカーケーブルの取り回しについては、まだまだ注意点が多く、ここでは書き切れませんので、次とその次のエントリも併せてお読み下さい。

そして最後にサブウーハーの設置となります。サブウーハーはスピーカーと違い指向性が存在しない為、角度が意味を持ちません。つまり、設置は多少アバウトでも構わない、という訳ですね。テレビの横などに置いて、それぞれにスピーカーケーブルを繋げれば、セッティングはとりあえず終了です。