シアターライトって必要ですか?

「シアターライトという商品を店頭でたまに見掛けますが、夜間での視聴が主なら、キッチリと遮光をした方が良いような気がします。しかしシアターライトの売り文句を見ると、“夜間でも日中と変わらない映像が楽しめる”とあり、それなら照明を全て点ければ済む話ではないでしょうか?にわかには信じがたい話です」

最近のテレビには明るさセンサーという機能が付いていますよね?全ての照明を落とした真っ暗な状態でも、自動的に輝度が落とされ、目に負担の少ない映像で作品を楽しむことができます。しかし、日中と比べて少々不自然な映像になってしまうのも事実です。かと言って、日中の輝度でテレビを見ても目が疲れてしまいますし、部屋の照明を点けたら点けたで夜間に試聴する意味が失われてしまいます。そこで便利なのが、シアターライトという訳です。

シアターライトはテレビの背面に設置する照明器具で、シアターライトの光がテレビの背面に行き渡ることによって、日中と同じ輝度で視聴をしても、目に負担を与えない状況を作り出せます。安価ながらも映像に大きく影響を与える、非常にコストパフォーマンスの高い商品と言えるでしょう。

シアターライトは専用のものが幾つか発売されております。これまでの説明を聞いて少々矛盾してるとお思いかもしれませんが、小さなスタンドライト等をお持ちであれば、是非テレビの裏に設置してお試し下さい。真っ暗な部屋で輝度を落として視聴するよりも、ずっと映像が引き締まりますよ。